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トラクターのレストア風景

ひょんな事からトラクターをレストアすることになりました。

1960年 ford601workmaster です。

泣いているように見えませんか?

現在56ー7歳 
畑に出て作業がしたいぃ。

辛そう !

前回修理してからどの位経過したかは不明ですが、かなり腐食が進んでいます。
鉄板に穴が空く直前です。
既に鉄から錆に変わっている所もあります。

腐食が凄まじい

曲がり・切れ・穴あき等色々あって作業が楽しみです。

プロジェクト開始
旧塗膜の除去

部品を外して、旧塗膜の除去
部品は、重いし何をするにも時間のかかる作業です。

前回の修復で赤から白に変更されているのが分かります。コーションラベルも白く塗装されていました。
慎重に白色の塗装を剥がしました。

剥離出来ない所は、サンドブラストで

へこんだところはサンドブラストで剥離する事とした。
これは、砂を高速でぶつけて、錆・塗膜をはぎ取る。

急遽作ったサンドブラスト

1500ミリ位あるエンジンフード
急遽、コンパネと透明シートで巨大サンドブラストを作りました。

錆止剤の塗布

錆取り後の地金に錆止剤を塗布
ちょっと分かりずらいが、塗装すると茶色っぽくなる。
能書き通りの効果を期待する。

サフェーサーの塗布

奥側のフードは、地金の上に直接塗装された、新車当時の赤系の塗色
その上に前回に塗られた白色の塗色
うーむ
何で白にしたんだろう?

車体もサンドブラスト加工後にサフェーサーを塗ります。

大雑把ながら塗膜が弱そうなのでサンドブラストで、弱い部分だけでも塗膜を落とすが、場所によっては、結構しっかりと付いている。
体中砂だらけ。

塗装

新車時の色に近づけて色を作りました。
当時は、こんな色だったんじゃなんろうか
想像の世界です。
なにせ比べる物が無い。

色がいい !!

当時の色に近いと勝手に思うが
自己満足だろうか?


近所の社長さんが

どうしても塗りたいと言うので、しかたなく
fordの浮き出した文字に筆で、赤いペイントをさせた。
自分の仕事をしろ !

苦労したが、何とか切り出したford601workmasterの現物から再生したステッカー
もちゃんと貼りました。
何か、笑っているように見えませんか?


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